「エアーシップ」
時代 | : | 大正10年(1921) |
寸法 | : | 79.4×36.3cm |
・ | 大蔵省専売局 | |
・ | 多色石版 |
※こちらは常設しておりません。
「エアーシップ」は、明治43年(1910)に缶入り50本で発売されたたばこです。この年に、日本の上空をはじめて飛行機が飛んだことから、大空への関心が高まって、このように名付けられたといいます。
後に、10本入りの小箱も発売されましたが、小箱のパッケージは、缶のデザインが応用されています。青い空と連なる山々を背景に、飛行機や飛行船が舞うという、まるで絵画のような美しいパッケージです。このポスターの中には、パッケージの裏面も紹介されていますが、それはたいへんめずらしいことです。缶のデザインを応用したパッケージならではといえるでしょう。