「みのり」
時代 | : | 昭和5年(1930) |
寸法 | : | 52.9×38.6cm |
・ | 大蔵省専売局 | |
・ | オフセット 杉浦非水デザイン |
※こちらは常設しておりません。
明治末から昭和初期を代表する商業デザイナー、杉浦非水(1876〜1965)デザインのポスターです。非水は、三越呉服店(現在の三越百貨店)のポスターや、日本最初の地下鉄、銀座線開通のポスターをデザインしたことで特に有名で、モダンなデザインが人気を集めました。ここでは、新発売の「みのり」のパッケージを大胆に大きく描き、シルエットでたばこに火をつける人を表現しています。
昭和の初期には、このポスターのように、新製品をシンプルにとりあげたデザインのポスターが作られるようになりました。非水のデザインが、大きな影響を与えたことがわかります。