
35年に渡って、渋谷・公園通りで開館。2013(平成25)年9月2日から移転・リニューアルのために約1年半の間、休館していた「たばこと塩の博物館」が、2015(平成27)年4月25日に遂に、墨田区横川にて、装いも新たにリニューアルオープンしました!
新生“たば塩”の初の誕生日を祝うかの如く、天候にも恵まれた開館初日。博物館の周囲には『今か、今か』とそのときを待ちわびる来館者が多数、集っていました。そんな中、10時の開館を前に、正面入口前では、リニューアルオープンを記念した式典を開催。来館第1号のお客様とともに、勝浦秀夫館長(左)がくす玉開きを行い、会された方々から、喜びに満ちた拍手を贈られていました。
“渋谷時代からのファンで、博物館の再オープンを待ち望んでおられた方”、“移転を聞いて、来訪できるときを心待ちにされていた近隣の方”、“新しい博物館に興味を抱き、遠方から駆け付けられた方”…。さまざまな期待を胸に館内を巡られた方々は、2階の「塩」と3階の「たばこ」ともに、充実した展示内容に満足しきり! 喫煙具類をはじめとする多数の収蔵品はもとより、「聖キンガ像」や「パレンケ遺跡・十字の神殿」などの大型展示を鑑賞し、「いろいろ塩図鑑」や「たばこメディアウォール」といったデジタルコンテンツを体感しと、展示内容を満喫された結果、館内には常に、感嘆の声や、ほがらかな笑い声が満ちあふれていました。
『孫やお客さんも連れて来たいですね』『もっとじっくり鑑賞したいので、別の日にまた来ます』『特別展が楽しみです』。博物館スタッフのもとに寄せられた来館された人々のさらなる期待の声の高さに、感動と喜びを感じつつ、『新生・たばこと塩の博物館で今まで以上に頑張ろう!』と、それぞれが改めて誓う開館初日となりました。
<上>2階・特別展示室では期間限定企画として「新しい博物館ができるまで」を開催中。
<下>同階・塩の常設展示室を入るとそこには、ポーランド・ヴィエリチカ岩塩坑で働く職人が再現制作した岩塩彫刻の「聖キンガ像」が!
<上>来館記念やお土産にと、商品を選ぶ人々で賑わいを見せた1階のミュージアムショップ。
<下>過去のたばこのパッケージやポスターが閲覧できるため、懐かしそうに語らう人々の姿も多かった3階の「たばこメディアウォール」。