過去の特別展
知られざる幕末から昭和の輸出工芸品など、約200点を展示
日本輸出工芸研究会会長である金子皓彦氏は半世紀以上にわたり、幕末・明治から昭和時代初期頃に制作された輸出用工芸品としての寄木細工や芝山細工のほか、薩摩焼をはじめとする明治・大正時代の日本陶磁、駿河・会津・横浜で作られた漆工品、さらに麦わら細工や貝細工といった観光物産などを収集し、今日“和モダン”と称される分野の資料のほか、たばこに関係するものも含めて数多く所蔵しています。
本展では、これらの金子コレクション約200点を中心に展示し、さながら骨董市に踏み込んだような空間で、美術工芸品のみならず様々なモノに宿る美の世界を紹介します。
主催 | たばこと塩の博物館 | 会場 | たばこと塩の博物館 2階特別展示室 |
---|---|---|---|
開館時間 | 午前10時~午後6時 (入館締切は午後5時30分) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし、1月8日は開館) 12月29日(金)~1月3日(水) |
入館料 | 一般・大学生 300円(150円) 小・中・高校生 100円(50円) 満65歳以上の方 150円(100円)※年齢が分かるものをお持ちください。 ※観覧料で常設展示もご覧いただけます。 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※障がい者の方は 障がい者手帳などのご提示で付き添いの方1名まで無料。 |

京薩摩焼武将図大花瓶(一対)
明治時代

芝山細工 富士山に雉図飾額(一対)
明治時代
※参考図版
たばしお講座
- 11月12日(日)
- 「和の再発見 和菓子の万華鏡」
中山圭子(虎屋文庫)
- 11月23日(木・祝)
- 「麦わら細工の輝き」
藤塚悦司(大田区立郷土博物館学芸員)
- 12月10日(日)
- 「明治の輸出陶磁をどう見るか-作り手達のジャポニスム」
花井久穂(茨城県近代美術館主任学芸員)
- 12月17日(日)
- 「民藝と和モダン」
杉山享司(日本民藝館学芸部長)
- ※午後2時から、3階視聴覚ホールで開催。
- ※定員は先着90名。参加には入館料、または本展観覧料が必要です。
- ※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料、または本展観覧料をいただきます)。
ギャラリートーク
- 11月3日(金・祝)、11月26日(日)、12月16日(土)、平成30年1月7日(日)
- 金子皓彦(日本輸出工芸研究会会長)
- ※午後2時から、2階特別展示室で開催。
- ※参加には本展観覧料が必要です。
展示関連イベント
- 11月5日(日)
- 「ふろしきでバッグを作ろう」三田芳美(物流博物館学芸員) 協力:物流博物館
- ※午前11時と午後2時に、1階ワークショップルームで開催。各回とも60分程度。
- ※定員は先着25名。参加には入館料、または本展観覧料が必要です。
- ※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料、または本展観覧料をいただきます)。
- 12月2日(土)
- 「帯アートで正月飾り 実演指導とトーク」
- ※定員20名(事前申し込み制。応募多数の場合は抽選)。
- ※参加費無料。但し、常設展示のみご覧いただける入館料(一般・大学生100円/満65歳以上・中・高校生50円、または特別展観覧料が必要です)。
講師 : 山本修子(アクセントグリーン代表)
日時:2017年12月2日(土)午後2時〜午後3時30分頃
会場:1階ワークショップルーム
対象年齢 : 中学生以上
「帯アート」は、現代において身につける機会の少なくなった帯を何かに使えないかという発想から生まれました。折り紙のように折りたたんだり、ひもで結んだりすることで、もともと帯の持つ光沢や質感、文様などを生かし、眠っていた帯に新しい息吹を吹き込んで、よみがえらせます。今回は、帯アートによる正月飾りを実演指導するとともに、帯アートの楽しみ方を講師の山本修子氏に語っていただきます。
- ※使用する帯は、お貸し出しいたします。お持ちの帯を使うことをご希望される方は、①名古屋帯または袋帯 ②帯締めをご用意ください。
- ※お貸し出しした帯で作った作品は、ご希望があればお持ち帰りいただけます(有料)。
※写真はイメージです。
■申込方法
参加申込の受付は終了しました。多数のお申し込み、ありがとうございました。
- ※スマートフォンなどPC以外のデバイスをご使用の方は、当館からのメール(@tsmuseum.jp)を受信できるように、事前に設定しておいてください。
- ※抽選の結果は、11月26日(日)までにメールにてご連絡いたします。
- ※11月26日(日)を過ぎても当館からの連絡がない場合は、お手数ですがお電話(03-3622-8801)にてお問い合わせください。
たばしお寄席
- 12月3日(日)
- 口演:古今亭志ん橋(噺家) 解説:新藤 茂(国際浮世絵学会常任理事)
- ※午後2時から、3階視聴覚ホールで開催。
- ※定員は、先着90名。参加には、入館料、または本展観覧料が必要です。
- ※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料、または本展観覧料をいただきます)。