ミュージアムコレクション画像の貸出について
外国の喫煙具
中南米を発祥の地とするたばこは、15世紀末から16世紀初めにヨーロッパへもたらされました。当初は、万能薬として紹介されたり、美しい花を楽しむ観賞用の植物として珍重されましたが、16世紀後半から17世紀にかけて、嗜好品として世界各地に伝播・定着していくようになり、その過程で各地の文化と密接に関わり合いながら特色ある喫煙具が生み出されていきました。たばこと塩の博物館では、現在約2,100点の、パイプをはじめとするさまざまな外国の喫煙具資料を収蔵しています。それらの資料からは、過去から現在に至る世界の豊かなたばこ文化をうかがうことができます。
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