若松鶴蒔絵手付きたばこ盆
装 飾 | : | 金木地蒔絵(きじまきえ) 銀梨子地(なしじ) 雪輪(ゆきわ)透し |
火入れ | : | 梨子地 |
灰落し | : | 梨子地 |
きせる | : | 真鍮河骨形(こうぼねがた)抱き菊の葉紋きせる |
寸 法 | : | 19.4×26.0×18.2cm |
その他 | : | 雪輪透しには花の絹絵 古満遠舟作 |
※こちらは常設しておりません。
三方の風覆部分を雪輪形で抜き、四季の植物(桜・菖蒲・紅葉・梅)が描かれた絹絵を貼った瀟洒(しょうしゃ)なたばこ盆です。下部には、若松と鶴、流水が木地蒔絵で描かれています。蒔絵には、「古満遠舟(こまえんしゅう)作」の銘が記されています。豪華さ、派手さはありませんが、落ち着いた気品を感じさせ、おそらくは、大名か武士の家で用いられたものと考えられます。