
鳥居清満画「碁将棋双六遊び」

絵師 | : | 鳥居清満 |
名称 | : | 碁将棋双六遊び |
時代 | : | 宝暦(1751〜1764)頃 |
形状 | : | 大々判紅絵横 |
版元 | : | 丸屋小兵衛版 |
※こちらは常設しておりません。
江戸時代を代表する室内遊戯である碁(ご)、将棋(しょうぎ)、双六(すごろく、描かれているのは、盤双六)に興じる様を描いたものです。おそらく、この作品は、本来は三枚の細判(ほそばん)に切断されて商品とされるものなのでしょうが、そのまま、断裁されずに残った貴重な作品です。その為に、庭に咲いている梅や菖蒲の花が、季節に合っていないという不都合が生じています。
たばこ盆は、入口付近には木地のもの、座敷には黒漆仕上げのものが描かれ、使用する場所で形が変えられています。