
歌川国芳画「ほぐぞめ」

絵師 | : | 歌川国芳 |
名称 | : | 江戸自慢程好仕入 (えどじまんとうせいじいれ) ほぐぞめ |
時代 | : | 嘉永元年(1848) |
形状 | : | 大判錦絵 |
版元 | : | 奥遠州屋又兵衛 |
※こちらは常設しておりません。
紙縒(こより)できせるの手入れをする美人。この女性は文字を散らした柄の着物を着ていますが、この柄は、反古(ほご)染めと呼ばれる当時流行していた柄で、古紙で作った貧しい人の着る着物に見えるように字を染めたものです。
絵師の歌川国芳は、幕末を代表する絵師です。水滸伝をはじめ武者絵で人気が沸騰しましたが、天保改革(1842〜)を風刺したとされる絵や、改革で禁止された役者の似顔絵を魚や亀、お面、その他器物などに描き込んだ絵でも評判になりました。天保改革によって、国芳の絵師としての活動はかなり制限されたと思われますが、逆に、それだからこそ生み出された役者絵風戯画の名作も数多くあります。